結婚祝い
割れ物や、包丁など切れるものが、結婚のお祝いに向かないと言われていたのは昔の話。いまや食器類は実用的な贈り物として、結婚祝の筆頭に挙げられます。また、数に関してもペアは一組と解釈して、問題ないとするケースが多いようです。同様に、6(半ダース)や12(1ダース)も一組として数えることができます。特に本人が希望しているなら、ペアのコーヒーカップでまったく問題ないでしょう。ただし、本人のご両親など古い習慣を重視する方が身近にいる場合、不快な思いをする可能性が皆無とは言い切れません。本人の希望を尊重しつつ、個々の事情を考慮してお祝い品を選びましょう。 結婚祝いは品物もお金も、本来は結婚の1週間前までに持参するのが正式でした。しかし現在は、お祝い金を披露宴会場で渡す場合が多くなっています。品物で贈る場合は、挙式1週間前までに着くように送るのがベスト。挙式当日に披露宴会場へ贈り物を持参するのは避けたほうがよいでしょう。大きな贈り物の場合、いただいた側が置き場所に困ってしまいますし、二次会や新婚旅行へと移動が多い当日に贈られると迷惑することもあります。本人たちが希望している場合を除き、当日は花束なども渡さないほうが無難でしょう。 事前にお祝いを送っていても、当日記帳だけというのはなんだか気がひけるような気がしますね。でも大丈夫。お祝いのお金も品物も、本来なら挙式の前に渡しておくのが正式なわけですから、当日は記帳だけでかまいません。万一お祝いを忘れてしまって、その場で用意できない場合は、その旨受付の係の方にお断りして、「後日送ります」と伝えてもらいましょう。もちろん、すぐに送るのを忘れずに。祝儀袋自体は式場で販売している場合もありますし、お札を新札と替えてくれるところもあります。。 |
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