個展や展覧会のお祝いでお花を贈る場合のタイミングは、一般的に開催期間の初日に贈る場合が多いです。初日に間に合わなくても心配は要りません。できるだけ早めに贈るようにしましょう。
初日や前日にレセプションパーティーが催される場合は、パーティーの開始時間よりも余裕を持って前に届けます。スタンド花のような大型のお花を贈りたい場合は、お花の受け入れが可能かどうか、事前にギャラリーや関係者へ確認をしておきましょう。

趣味やサークルなど、ちょっとしたお付き合いで小さな個展へ贈る場合には、5,000円前後。知人・友人など親しい方の個展へ贈る場合は、5,000〜15,000円前後。大規模な個展・展覧会への出品のお祝いなどは、10,000〜30,000円程度です。

個展・展覧会祝い　札の書き方例

札の頭書き
個展・展覧会のお祝い：「祝」「御祝」「祝 御出展」「祝 個展開催」「祝 展覧会御出品」など
※贈り主名（注文者名）は、必須で札に記載します。相手方は記入しなくても問題ありません。

文字の配置やレイアウトパターン等の詳細指定はお受けしかねます。担当者にお任せください。

個展・展覧会　あいさつ文のポイント
お祝いの言葉を添える場合には、忌み言葉（縁起が悪いとして嫌われる言葉）を使わないように気をつけましょう。 「承りますれば」「承れば」はお祝い事を聞き知った場合、先方からの挨拶状などで知ったときは、「いただきました御状によれば」のように書きます。
勲章や褒章を受けるときは「受章」といい、賞状や賞金を受けるときは「受賞」と違う字を書くので注意しましょう。

展覧会に入選したときの祝賀メッセージ
このたびは○○展入選の由、まことにおめでとうございます。
これを機に、さらに野心的な試みを重ねられ、独自の美の世界を深められることをご期待申し上げます。

作品が受賞したときの祝賀メッセージ
このたびは○○賞をご受賞の由、まことにおめでとうございます。
これを機に一層ご活躍されることを期待しております。

個展・展覧会のお祝いに返すお礼状の場合
このたびの○○展に際しましては、ご丁寧な祝詞とお祝いの品を頂戴し、深く感謝申し上げます。
今後は皆様の語視点を力にさらに勉励努力いたす所存ですので、相変わらぬご交誼を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
まずは、略儀ながら書中をもってお礼申し上げます。