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命日/

命日の基礎知識とお花の贈り方マナー

お悔やみ・お供えの花

故人が亡くなった同月同日「祥月命日」。毎月の命日に営む供養「月忌」。

命日の基礎知識と
お花の贈り方マナー

命日とは

命日とは、故人が亡くなった日のことをいいます。「忌日」とも呼ばれます。
命日には、「月命日」(つきめいにち)と「祥月命日」(しょうつきめいにち)があります。それぞれ毎月1回、毎年1回となります。
(例)10月1日に亡くなった場合
祥月命日⇒毎年10月1日
月命日⇒毎月1日

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祥月命日について

祥月命日とは毎年の命日のことです。
毎年巡ってくる命日(月日)のことを指します。
故人がなくなった日であり、同時に故人が仏様に生まれ変わった誕生日であるとも考えられています。

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月忌

月命日とは、毎月ごとの命日すなわり忌日(日)のことです。
本来は、この命日に菩提寺に月参りにいき、法要をおこなうものとされています。
地方によっては年忌法要以外の年にも祥月命日や月忌には、お寺から僧侶を呼び読経して法要を行う地域もあるようです。
しかし核家族化や共働きがすすむ現代では、無理に命日に法要を行うよりは時間の余裕がある時に仏壇周りのお掃除をしたり、故人のかつての好物やお花を供えるなどして、心のこもったおこないをする方が 良いかもしれません。

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命日の数え方

命日は、基本的には故人が息を引き取った当日の月日を指しますが、宗教や地域により、亡くなった翌日を命日とすることもあります。

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命日の供養の行い方

一年に一度の祥月命日には、お寺から僧侶よ呼び寄せ、読経してもらいます。
月忌(月命日)にはお仏壇の掃除をしたり、ご仏前にお花を飾り、故人の好物をお供えします。

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命日に飾るお花の色について

命日では、年数が経っていれば、お花の選び方で、色や種類に特別に気をつけることもないでしょう。
供える心がこもっていれば、それが何よりです。

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仏壇にお花を供えるときの気をつける点

本来、お仏壇にお花を供える意味は、美しい色かたちのお花で、仏の世界をさらに高めようとする意味が含まれています。そのため枯れかかったものをいつまでも飾りっぱなしにしておいたりすることは良くありません。
供えるときは、こまめに水を取り換えたり、給水し、長くきれな状態に保てるように努めるべきと言えるでしょう。そのような手入れをすることで、ご先 祖様への供養の気持ちや仏の世界を身近に感じる心を常に持つことに繋がるといえます。

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命日に花を供える意味について

お花は自然の変化によく耐えるという特性から、忍辱行(たえしのぶこと)を表すものとされています。
命日などに仏壇や仏前にお花を供えるときは、表側を礼拝する人のほうに向けます。
これは花というものは仏の世界の存在であり、仏壇に向かった人が、その花を目にすることにより、心を清めるためのものだからです。

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命日に適したお花、適さないお花

古くからの仏教の風習では、供花にふさわしくないのは、バラなどの棘のあるお花や、悪臭のあるお花、毒々しい色の花と言われています。
その理由は、棘のあるお花の場合、花を活けるときに指に棘が刺さって血を流すと本尊に対して失礼にあたると考えられています。
また、匂いが強い花や色が毒々しい花は、どこか生々しく感じられるため供花にふさわしくないとされています。しかし、最近ではあまり風習にこだわることも減り、個性や気持ちを尊重する傾向にあります。
やはり故人が生前好きだったお花や、季節の新鮮なお花を供えるのが一番よいのではないでしょうか。

命日にお供えするお花は、葬儀のような札ではなくメッセージカードがよろしいでしょう。
送り状などの伝票以外にも、依頼人の会社名や個人名をあえて出したい場合にはメッセージカードにお名前を記すのが適切です。
ただし、特別な大規模な法要などで依頼人名を表意する必要がある場合には札に名前記して付けます。

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命日に造花はダメ?

現代生活の実情を踏まえると、ひとことでダメとも言えません。
できることなら生花を活けたいと思っても、手間や利便性を考えると時には造花などで代用することも仕方ないでしょう。最近ではプリザーブドフラワーのアレンジをお供えする人もいらっしゃるようです。
ただし、仏壇に生花を供えることは、見た目の美観もさることながら、日々のお手入れや水がえをすることが精進になると考えられています。ですから生花をお供えするのが基本です。

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命日のメッセージ文例

【文例1】
この度は突然の事で、言葉もありません。故人には生前、本当にお世話になり、これから少しずつ恩返しをしようと思っていたところです。こんなに早く逝かれるとは・・・残念でなりません。心よりご冥福申し上げます。

【文例2】
~様のご命日にあたり、心ばかりのお花をおくらせていただきました。
あらためて、心よりご冥福をお祈りいたします。

【文例3】
月日が経つのは早いもので、~年が経ちましたが、きっと今も皆様を暖かく見守ってくださっている事と存じます。

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