お祝い花や胡蝶蘭なら花秘書 > お祝い 花 > 移転祝い 花 > 移転祝いのお花選びのポイントと贈り方マナー


会社や事務所、営業所などの移転は、ひとつの節目でもあります。移転祝いは、移転後も益々発展することを祈り、門出を祝してお祝いする祝福の気持ちや応援の気持ちを込めた贈り物なので、移転のお祝いにふさわしい格が高いお花をセレクトされることをおすすめします。
業務縮小や業績悪化などが原因で場所が変わるときは贈らないほうがよいでしょう。また、贈答品の受け取りを辞退していることもあるので事前に確認して贈ることをおすすめします。
一般的な言い習わしでは、移転や引越しの際は「火に関連するものはタブー」とされています。これは「火」が「火事」を連想されるためと言われています。新しく手に入れた財を灰にしてしまわないように、という思いが背景にあります。お花に関しては、「火」を連想させるカラーの「赤」を嫌うような場合もあります。 とくに要望がない限り、赤色系は避けるほうが無難です。ただし、先方のコーポレートカラーが「赤」の場合は逆に喜ばれることもありますので、コーポレートカラーを確認して贈るとよいでしょう。
移転のお祝いにお花を贈る場合は、移転日の前日までを目安に贈りましょう。当日は先方もあわただしくされていることがあるため、できるだけ当日を避けたほうがよいでしょう。一般的に花を贈るベストタイミングは、移転日から2週間以内の間に贈ると良いといわれています。しかし、もし移転日から2週間が過ぎていてもお祝い事ですので移転日を過ぎてからでも贈ることは失礼にあたりませんので、その場合はなるべく早く贈りましょう。
移転の日程が遅れたり、引越しのスケジュールが直前で変更になるケースも少なくありません。そのようなときには、あまり慌てて贈るよりも、先方が引越しを終え余裕ができた頃を見計らって贈るほうが返って先方に負担をかけることなく喜ばれます。1ヶ月以内を目安に贈りましょう。
移転先が工事中だったり、引っ越しがされておらず届けられないという場合もございます。事前にお知らせがあった移転日と、実際の業務開始日が変更になっていないかご注文前に確認してからお花を贈る手配をしましょう。
移転祝いのお花を贈る際の相場は、取引先へ贈るなら30,000円~50,000円程度。特に大切な取引先へ贈るなら50,000円以上のものを贈られる場合もあります。また、先方が大きな企業の場合は、他の取引先からもそれなりの見栄えのするお花が届くと思われるので、見劣りしないある程度豪華なものを贈られるとよいでしょう。
それほど取引がない場合は、10,000円~30,000円程度が目安となります。友人や知人のプライベートな引越祝いでは、10,000円程度。親族間では、10,000円~30,000円程度が目安です。
移転祝いのお花は、先方の規模やお付き合いの深さにより予算に開きがみられますので、先方との関係性を考慮して予算を決められるとよいでしょう。
花秘書で移転祝い用に一番人気のお花は、20,000円~30,000円の3本立ちのプラチナ胡蝶蘭です。移転祝いに限らずお祝い用の胡蝶蘭として安心して贈れる定番の胡蝶蘭です。
大切な取引先へは、5本立ちのプラチナ胡蝶蘭50,000円前後のものが人気です。
移転祝いなど企業間で贈る祝い花には、立札をお付けするのが一般的です。お祝いの用途などにより立札の書き方は違ってきます。立札の書き方を間違えると祝福の気持ちでお祝い花を贈っても先方に不快な思いを与えてしまうこともありますので、最低限のマナーに注意して贈りましょう。
立札の一番大切な役割は、そのお花が「どこの誰からどうして贈られてきたものかが分かるようにする」ことです。
また、先方との良好な関係性を内外にアピールすることもでき、名前を知っていただくきっかけにもなり、宣伝効果も期待できます。そして、お祝いの用途に合わせた「頭書き」を記載することで、どんなお祝い事があったのか周りの方にもお知らせできるので、一層祝福の輪が広がることもあります。
花秘書では、お客様のご要望に応じて立札をご用意致しますので、立札不要とご要望の場合は立札なしで祝い花のみでも贈らせていただきます。しかし、「立札」や「頭書き」にはこのような役割がありますので、特に企業間でお祝い花を贈られる際は、立札をお付けして贈られることをおすすめします。

移転祝いなど特に企業間でお祝い花を贈る場合は、そのお花が「どこの誰からどうして贈られてきたものかが分かるようにする」ために立札をお付けするのが一般的です。
そのため、贈り主名(注文者名)は必ず立札に記載します。相手方(お届け先)の名前は記入しなくても問題ありません。お祝い事となれば、同日にたくさんのお花が届くこともあります。せっかくお祝いのお花を贈っても誰から贈られたものか分からなくなってしまいますので、お付けすることをおすすめします。
そして、立札には贈り主名(注文者名)の他に、お祝いの用途に合わせた「頭書き」を必ず記載します。「頭書き」とは、お祝いの用途に応じた『お祝いの文言』のことです。「頭書き」を見れば何のお祝い事なのかが分かります。
移転祝いであれば、「祝御移転」「御移転御祝」などです。また、お祝いの用途を何にしてよいか分からない場合は「祝」「御祝」であれば、どんなお祝い事でも万能なのでおすすめします。
花秘書では、お客様のご要望に応じて立札の「頭書き」「贈り主名(注文者名)」などはご用意致しますが、文字の配置やレイアウトパターン等の詳細指定はお受けしかねます。担当者が文字の配置やレイアウトのバランスを見てご用意致しますのでお任せください。
たくさんあるお花の中で、花秘書がおすすめする移転祝いにぴったりのお花は、どの祝い事にも一番人気の花「胡蝶蘭」です。凛とした豪華な佇まいで存在感があり見栄えがよいのはもちろんですが、「幸福が飛んでくる」「人が根付く」などの縁起がよい意味をもつお花でおすすめです。
そして「希望・常に前進」とポジティブな花言葉をもつ「ガーベラ」は、発展を願っておくる移転祝いにぴったりのお花です。また、アレンジメントに使い勝手の良いお花です。
「トルコキキョウ」も全体がポジティブな花言葉を持っていて、特に「希望」という花言葉を持っている濃紫色は門出のお祝いにぴったりです。高級感を演出できるところもおすすめです。
「オレンジのバラ」は「信頼・絆」などの花言葉を持ち、事業が信頼され発展するよう願う気待ちとビタミンカラーで元気と明るさを与える色なので新しいスタートにはぴったりのお花です。
「ピンクのカーネーション」淡く優しいピンク色はどんな色のお花とも相性が良く「感謝の心・暖かい心」などの心温まる花言葉をもち和やかな門出のお祝いにおすすめです。
移転祝いでお花を贈る際は、先方の好みはもちろんですが、業種であったり、広さを考慮してお花選びをされることをおすすめします。例えば、飲食店などの移転祝いでお花を贈る際は、お店のイメージや雰囲気を大切にしましょう。業態にもよりますが、店内にお花を飾る場合、香りが強すぎたり花粉が飛んだりするものはなるべく避けて選びましょう。
また、移転先のスペースを確認して贈るのもおすすめです。移転先にお花を飾るスペースが十分にない場合や、会社の受付などにお花を飾るスペースがある場合は、ミディ胡蝶蘭や華やかでボリュームがあるフラワーアレンジメントがおすすめです。
お祝いの気持ちがより伝わるよう、縁起の良い花言葉をもつお花を選ぶのもおすすめです。移転祝いなど大切な門出を祝う贈り物として特に人気なのが胡蝶蘭です。胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」と縁起がよく、比較的丈夫で花持ちもよくお花を長く楽しむことができるのもおすすめの理由です。
店舗やオフィスの移転祝いは、ビジネス上のお祝いの中でも大切なお祝いの一つです。お花を贈るのも良いですが、長く飾ってもらえる観葉植物を贈るのもおすすめです。
花秘書が移転祝いにおすすめの観葉植物をいくつか紹介します。
「パキラ」は、「発財樹」の別名を持ち金運・仕事運を上げる効果があると言われており、縁起が良く移転祝いにぴったりです。
「ドラセナ マッサンゲアナ」は、別名「幸福の木」と呼ばれドラセナの花言葉は幸福に関連するものばかりです。シンプルな造形と育てやすさで贈り物としても非常に人気があります。お相手の今後の更なる幸福を祈る気持ちを伝える贈り物にぴったりです。
「ドラセナ サンデリアーナ」は、「幸福の竹」と呼ばれ幸運を呼ぶ植物として知られています。竹は成長が早く寿命も長いため、仕事や健康面での運気を高めてくれる植物として風水のアイテムとして重宝されてきました。今後の仕事運向上の願いを込めて贈る移転祝いにおすすめです。
観葉植物の緑は空気を浄化する作用をもつ他、癒しの効果もあるためインテリアとして喜ばれる贈り物ですので、店舗やオフィスの移転祝いにおすすめです。
移転祝いにお花を贈るだけでなく、メッセージカードを添えて一層気持ちのこもった移転祝いの贈り物をされるのも喜ばれます。
メッセージカードもメッセージの内容によっては、立札と同じように祝福の気持ちでお祝い花を贈っても先方に不快な思いを与えてしまうこともありますので、添える言葉に注意して贈ることをおすすめします。
お祝いの言葉を添える場合には、「忌み言葉」に気をつけましょう。
「忌み言葉」とは、お祝いやお悔やみの場などで縁起が悪い控えた方がよいとされる言葉のことです。
移転祝いでは、事業の衰退や火事を連想させる言葉「燃える・焼ける・倒れる・崩れる・壊れる・つぶれる・傾く・火・煙・赤」などの単語は避けるのがマナーです。
また、先方との関係性によりメッセージ内容が違ってくると思いますので、親しい間柄であれば、無理にかしこまった文章にする必要はありませんが、お祝いの気持ちを伝えるものですので、否定的な表現は避け、今後も良好な関係が保たれるよう贈り主様の祝福する気持ちが伝わる内容にしましょう。
【文例 1】
拝啓 ○○の候 貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。
さて、このたびご移転の由、心よりお祝い申しあげます。
これを機に貴社が今後一層のご躍進を遂げられることをご祈念申し上げます。
まずは、略儀ながら書中をもってご祝詞申し上げます 。
敬具
【文例 2】
拝啓 ○○の候 貴社ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。
さて、この度は事業拡大によるご移転とのこと、誠におめでとうございます。
今後とも貴社がますますご発展されますことを心よりお祈りいたします。
敬具
【例文 3】
拝啓 ○○の候 皆様におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
この度は、新たなオフィスへのご移転、心よりお祝い申しあげます。
ますます御多忙になられると思いますが、健康には留意され、今後もご活躍されますよう
お祈り申し上げます。 まずは、書中をもちましてお祝い申し上げます 。
敬具
