七五三
一般的に七五三は各家庭の内々のお祝い事ですから、身内でもよほど親しい間柄でない限りは、特別にお祝いを贈る必要はありません。お祝いをあげる場合は、1万円〜2万円を目安に洋服やおもちゃ、学用品、本などがいいでしょう。ギフト券や現金でも構いません。現金の場合、両親への援助の気持ちも込めて。七五三を迎える子どもに兄弟がいる場合は、お祝いの席に招かれたら、お祝い品のほかに兄弟用のちょっとしたおみやげを持って行くと喜ばれます。 お祝いをいただいた場合は、なるべく早くお礼状を送ること。そして、仲人さんをお招きして七五三を一緒に祝って頂くのがよいでしょう。七五三祝いは本来、身内のお祝いですので、特にお返しは必要ありません。どうしても内祝いやお礼の気持ちを表現したいときは、たとえばきれいな和菓子やようかん、しゃれた小皿など贈られた半額程度を目安にちょっとしたものをお返しすればいいでしょう。お返しの時期が遅くなると、お歳暮の時期にかかってしまう可能性があるので、11月15日過ぎから月末までにすませるようにしましょう。仲人さんや親戚の方へのお返しなら、七五三報告を兼ねて写真やビデオを添えてもいいですね。 子どもの成長を祝い、災いを防ぐ大切な節目のお祝い七五三。お祓いをしてもらう場合、この時期は込み合うことが多いので、事前に神社に連絡しておくほうが無難です。神社への謝礼は社務所で料金を規定してあるのが一般的。前もって確認しておけば、当日、金額などで迷うこともありません。赤白の蝶結びの祝儀袋に、表書きは「初穂料」とするのがいいでしょう。 |
花 マナー 七五三のお祝い