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花 マナー お見舞い 快気祝い

お見舞い・快気祝い

  • 長期入院している知人を、折を見てお見舞いをしているのですが、訪問のたびにお見舞い品は必要でしょうか?
  • 長期の入院生活ともなると、見舞客も減り、時間を持て余したり、寂しい思いをするケースも少なくありません。このような相手には定期的にお見舞いに訪れたいものです。そのとき、毎回お見舞い品を持参する必要はありません。ちょっと立ち寄る程度でも、何よりの励ましになるでしょう。

  • 会社の親しい同僚が入院しました。お見舞いに行こうと思うのですが、訪問時に注意することはありますか?
  • 病気見舞いは相手を励ますのが目的です。当人はもちろん、ご家族や同室の人、病院へも気配りが必要です。事前に相手の病状や都合を家族に確認しましょう。あまり病状がかんばしくないとき、手術の直前・直後、顔にケガをしているときなどはお見舞いは避けるのがマナーです。また、短期入院の場合なども逆に相手に気を遣わせてしまうので訪問しなくても構いません。見舞い品は3,000円〜1万円程度で好みや病状に応じて見つくろいます。果物やお菓子は、病気によっては制限されているものもありますので、事前に家族の方に確認を取ったほうがよいでしょう。お花の場合は、ユリなど香りの強すぎるものは避けるべきです。また、鉢植えのものは「寝つく(根つく)」に通じ、病気見舞いには嫌われますので注意が必要です。このほか、本や雑誌などの軽い読み物なども退屈が紛れるのでは?現金は目上の方には失礼となりますが、本音をいうと現金をいただくほうが助かるという人も多いよう。ただし、四や九の縁起の悪い数は避けて金額を決めます。赤白の結び切りの祝儀袋に「御見舞」と書きますが、目上の人には「御伺」と表書きしたほうがよいでしょう。いずれにしろ病人に心から喜んでもらえるものを基準に選びたいものです。

  • 無事に退院し、快気祝いを贈りたいのですが、予算の目安はどのくらいでしょうか?
  • 見舞ってくださった方へのお返しは、なにより自分が元気になることですから、本来、お見舞いに対してお返しは必要ありません。昔から「快気内祝」として自宅に招いたり、内祝いの品を届けたりする習慣がありますが、これはあくまでもお祝いであって、お返しとは性質の異なるものです。もし、快気内祝の品を贈るのであれば、退院してから7〜10日位のうちに、見舞い品の1/3程度のものをお返しします。いただいた金額がまちまちでも、品物は一律で構いません。また高額なものをくださった方には、2段階に分けて贈ることも考えられます。そのとき、元気になった旨とお礼の挨拶状を一筆添えるのがマナーです。