お祝い花や胡蝶蘭なら花秘書 > 花とフラワーギフトに関する資料室 > フラワーアレンジレシピ > フラワーアレンジレシピ 02 「コスモス」
今回は秋の代表花,、コスモスを使ったアレンジをご紹介します。 コスモスの花が咲く風景は、日本の「秋」を感じますね。奥ゆかしくて、物静かで、上品な印象のお花ではないでしょうか？そんな秋の気配たっぷりなコスモスをご自宅で飾ってみませんか？ お家でちょっと活けられるような、花材もテクニックもいたってシンプルなものです。戸外だけでなく、おうちの中にもたっぷりと季節の潤いを取り入れて見てくださいね！
今回は器を使います。お手持ちの花瓶やベースで十分代用がききますのでいろいろ試してみてくださいね。コスモスは硝子の花器とも相性が良いですよ。道具はナイフ一本あればＯＫです。ナイフは使い慣れていない方は花鋏でもＯＫです。
花材：左から順に
まず、花器の内径の大きさに合わせて枝を切り、しっかりと十文字にセットします。これは、花止めになります。こうすれば、剣山やフォームがなくても手軽にアレンジすることができます。枝をセットしたら、たっぷりと新鮮なお水を入れてください。
最初に、シンフォリの枝を適当なところで裁いて、活けていきます。少しずつ全体の形を整えながら挿していきます。このとき、水につかる部分の葉や実はすべて綺麗に取り除きます。葉などが水につかってしまうと、腐食しやすく、そこからバクテリアが発生しやすくなりますので、見えない部分ですが葉の下処理は丁寧にしてくださいね。
次はコスモスを順番に挿していきます。コスモスは茎がつるっとしていて、滑りやすいので、花止めやシンフォリの枝葉をうまく利用して挿すとうまくいきますよ。
さあ、これでだいたい完成です。ここでちょっとワンポイント遊びをいれてみましょう。
ミスカンサスの葉を棒や指にくるくる巻きつけます。ちょっときつめに巻くといいです。てしばらくカールします。
さて、巻きつけた棒をとると！ほら、まっすぐな葉っぱがくるんくるんとやさしくカールできました。こうすると、動きや変化もでますね！
カールしたミスカンサスを先ほどのアレンジに挿していきます。そうすると、全体のイメージがすこし変わりますね！ゆるいカールの曲線が秋の穏やかな風をイメージさせます♪
さあ、これで完成です！
デザイナーからのワンポイントアドバイス コスモスは線がとても繊細で美しい花材ですね。花びらの質感も薄く軽やかな印象を持っています。かっちりと型の決まった窮屈なアレンジではなく、のびのびと自由におおらかに、取り巻く空間を意識して活けるといいですね。
フラワーアレンジ コスモス