お盆・帰省みやげ

夫の実家に帰省します。帰省の日時は知らせるべきでしょうか？　また、複数の親戚が集まるのですが、手みやげはどんなものがいいでしょうか？

帰省が決まったら、できるだけ早めに実家へ知らせておきます。お中元やお歳暮の送り状に、お世話になる旨をひとこと添えておくのもいいですね。長期間の滞在の場合、実家にも負担がかかるので気遣いが必要です。手みやげは、3,000円位で都会的なセンスが感じられるお菓子など日持ちのするものがおすすめです。また、実家のお嫁さんなど、義姉妹への心遣いも大切。2,000〜3,000円位で、しゃれたアクセサリーやハンカチなどを用意しておきましょう。複数の親戚が集まる場合は、日頃のつきあいの浅い深いに関わらず、1,000円程度でもよいのでお菓子や小物類などの価格も数量も同じものを平等に配るのがスマートです。

お墓参りのときには、日ごろご無沙汰しているお寺にご挨拶するべきでしょうか？その場合、お金を包んだり、手みやげを持参したりすることが必要ですか？

お墓参りのときは、少しでも早くご先祖様にお参りしたくなるものですが、寺院墓地の場合は、まずお寺にご挨拶を。お墓に向かう前にご住職を訪ね、日頃のご無沙汰をお詫びするようにしましょう。このとき、以前はお米や野菜を納めたものですが、現在はそれに代えて「御供物料」として3,000〜5,000円を包むといいでしょう。その後、本堂に赴き、ご本尊にお参りします。公園墓地の場合は、霊園内の礼拝堂にお参りするようにします。

主人の実家に、家族4人で長期間滞在しました。滞在中の経費などお金の精算はどうすればいいでしょうか？

家族揃って長期間の滞在となると、迎える側の費用もばかになりません。いくら実家といえども、配慮が必要ですね。長居をする場合は、滞在中の経費を負担するようにしましょう。食費や光熱費などを考慮して適当と思われる金額を、実家を出発する日かその前日に手渡します。しゃれたのし袋や封筒に入れると、堅苦しすぎなくていいでしょう。このとき、「おかげさまで楽しい休暇が過ごせました」といったメッセージを書いたカードを添え、滞在中の心遣いへの感謝を伝えるようにします。しかし、「水くさい」と受け取ってもらえない場合は、帰宅してからお礼の品を贈るといいでしょう。いちばんお世話になったお母様、お嫁さんの好物などがおすすめ。この時も、もちろんお礼状を添えることを忘れずに。