祝賀状・お祝いのメッセージ　(ビジネス文例)

・先方の祝い事を知ったらできるだけ早く祝い状を出します。
・「承りますれば」「承れば」は祝い事を聞き知った場合に用いる。祝い事を先方の手紙で知った場合は
「頂きました御状(お手紙)によれば」などと書きます。
情報源には触れず「このたびは」でもよいでしょう。
・祝賀状を書くにあたっては忌み言葉(縁起が悪いとされている言葉）を使わないように注意しましょう。

・周年記念は、先方の創業以来の業績をたたえ、一層の発展を祈る内容にします。

・新築などのお祝いには、忌み言葉を使わないように注意します。

・就任のお祝いは、今後の社業の繁栄や健康を祈る内容にします。
・就任に限らず、慶事は知ったらすぐに祝賀状を出します。
・本人の力量を称える言葉、定型句であれ心をこめて本人に合致した言葉を選びましょう。
・異動をともなう栄転の場合は、在勤中の御礼を述べるとよいでしょう。
・人事異動に関する祝賀状は、本人にとって喜ばしいい異動についてのみ送ります。

・勲章や褒章をうけることは「受章」といい、賞状や賞金を受ける「受賞」とは違う字を書きます。
・受章の報がはいったらまず祝電を打ち、後日改めて祝意を述べる（お祝いの品を贈る）とよいでしょう。

・賀寿(長寿のお祝い)には次の種類がある。還暦＝満60歳、古希＝70歳、喜寿＝77歳、傘寿＝80歳、
米寿＝88歳、卒寿＝90歳、白寿＝99歳。

・病気やケガの快癒のお祝いでは、ふたたび繰り返さないという意味で、
重ね言葉（ますます、いよいよ、たびたび、しばしば、くれぐれも、なお、また、再三）は使わないように注意する。