観葉植物の中でも定番品種のひとつとなっているパキラ。独特の掌状のかたちをした葉で、黄色い花をつけた時には明るく楽しい雰囲気になります。日本では結実しないようですが、パキラの種子は生のままや炒めて食べると美味しいと言われています。また大きさもバラエティに富び、手のひらサイズのものから、背丈ほどのものまであり、置き場所にあわせてセレクトしやすい品種です。

＜置き場所＞
光が少ないと生育が軟弱になり、葉の艶がなくなり、折れやすくなります。耐陰性はありますが、できるだけ明るい所で管理します。夏の強い光は葉焼けになるため、遮光し光を調整します。

＜水遣り＞
鉢の表土は湿り気味ににします。鉢土の表面が乾いたら鉢底から出るくらいたっぷりと与えます。受け皿に溜まった水は、根腐れの原因となるため捨てる様にします。冬の新葉の生長がないときは、葉水を与える程度にします。

＜肥料＞
水やりの後にハイポネックス2000倍液を施します。葉色がくすむときは、月に数回程度ハイフレッシュを葉の表面に散布します。